驚愕!?夫がデパートで会った〇〇な店員!

私の夫は寡黙、色黒、筋肉モリモリマッチョで亭主関白(ただし、子供が生まれてからは妻のお尻に引かれ気味)。


今日はそんな夫がデパートで出会った〇〇な店員さんの話をします。


あれは雪の降る、私と夫の初デートの日。気合いを入れた旦那はホテルの最上階のレストランを予約。待ち合わせ場所で待つ妻。ところが来ない。待ち合わせの時間を過ぎても、夫が来ない。


…しばらくして、夫登場。

「どうしたの?心配したよ」

「いやぁ、ごめんごめん」


遅れてきた夫は淡いグレーの、見るからに高級そうなカシミアのコートを着ていた。普段はTシャツとジーンズオンリーで全くそんなイメージはなかったが、お高そうなレストランに行くからかな、と思っていると


「これ、今そこのデパートで買って来たんだよ」

「え?今買ったの!?」


話を聞いてみると、男子校出身でデートに不慣れな夫はネットでデートとは何をするもので、いつどこでどうしたらいいか、と検索し勉強していた。するとその記事の中に「レストランに入るときにはまず入り口でコートを預け…」という文章が出て来た。これを読んだ夫、「そうか!女性とレストランに入るときはまずコートを預けなくてはいけないんだ!でも俺には預けるようなコートが無い!!」


…別に預けるコートはボロボロのダウンでも何でも良さそうな気はするが、夫はレストランで預けても恥ずかしくないコートを新調することにした。


デパートに不慣れな夫は、うろうろしたあと、これだ!というお店に目星をつけ、いかにもオシャレで洗練された店員さんにおそるおそる話しかけた。

「あのぅ、予算〇万円で、コートを探しているんですけど…」


すると、店員さんがひと言。

「ああ…その予算で買えるようなコートは…ウチには置いてないですねぇ(ニヤリと笑う)」

「!!!!」


あまりの出来事に店を飛び出し逃げ帰る夫。ちなみに夫が伝えた予算は冬用コート一着には充分な金額。どんだけハイブランドに飛び込んだんだ夫よ…。


その後、別のお店で普通にコートをゲットしたそうです。

しかし店員さん、今考えるとずいぶん高飛車だなぁ、という話でした。